カグヤ
1月組 2月組 3月組 4月組 5月組 6月組
7月組 8月組 9月組 10月組 11月組 12月組
アスモデウス:
ほーっほっほっほ、ようこそ、
この大悪魔アスモデウスとその上司
ホワイトファングの領域へ!
ホワイトファング:
アスモデウス、わたしはあなたより立場が
上ではなく、同じ立場なのですけど。
アスモデウス:
ほら、そこは気分の問題とかで
カバーしていただければと。
[プレイヤー]様としても
その方がわかりやすいかと……。
カグヤもそうですわよね?
カグヤ:
私が判断するべきことではないようにも
思えますが、アスモデウスさんがそれを
望むのであれば良いのではないかと。
とはいえ、ホワイトファングさんが
一人で苦労を背負ってしまうのはあまり
望ましいとは言えませんね。
ホワイトファング:
出来れば、アスモデウスにはもう少し
責任感を持ってもらえると……。
能力だけで言えば、わたしよりも能力は
あるように思うのだけど。
カグヤ:
人には向き不向きもあります。
腕前は一流の職人でも、経営は素人と
いう事は多分にありますし、その逆が
偉いという訳でもありません。
カグヤ:
アスモデウスさんには、その特性に
合った場所というのがあるのだと。
もちろん、ホワイトファングさんの
苦労は増えるでしょうけれど、その分の
報酬や権利の向上を頼んでみてはいかがで
しょう?
アスモデウス:
おお……なんだか私に都合よく話が
進んでいるように思えますわ。
でもなんででしょう、
このカグヤの
適切すぎる下に置かせない扱い。
まるで鉄壁の防御、下に入り込む
隙が見当たりませんわ……!?
カグヤ:
あの、私はもともと人に仕えるために
作られたものなので。
アスモデウス:
え、生まれですべてが決まるような
世の中ではありませんわ!
カグヤにはぜひとも
私の上に行ってもらわないと……!
ホワイトファング:
この熱意と行動力を、別方向に
活かしてくれたらどんなにいいか……。
[プレイヤー]、なんとか
することはできないかしら……?
カグヤ:
お疲れ様です。
ワルキューレさん、シナモンさん。
体調に変化などはありませんか?
シナモン:
ん、大丈夫だよ。
ボクはいつでも明るく元気だからね♪
ワルキューレ:
まぁ、他人に心配されるほど弱っていない
事だけは確かね。何かあれば頼むとは
思うけど、今はまだ必要ないわ。
カグヤ:
マスター、やはり……。
ワルキューレさんは素直に言葉どおりで、
問題は特に見受けられません。ですが、
シナモンさんにはカウンセリングが
必要ではないかと推測します。
ワルキューレ:
あら、機械だと思っていたけれど、
意外といい目をしているじゃない。
カグヤ:
機械だからこそ見える物もあるんです。
脈拍や表面体温などのバイタルは意外に
嘘をつきにくい部分ですので。
……もちろん、例外もありますし、
この世界で通用するかは未知数ですが。
ワルキューレ:
ふふ、なかなか言うわね。
で、貴方の意見はどうなの、シナモン?
シナモン:
だから、ボクは平気だってば。
カグヤちゃんが何で
そんなこと言うのか
わかんないなー、ははは……。
ワルキューレ:
わかる、カグヤ?
ああいうのを……。
カグヤ:
素直ではない、と言いますね。
その点については同意します。
シナモン:
なんか、二人けっこう息があってる?
むしろそっちが意外かも……。
ワルキューレ:
カグヤへの命令権は
[プレイヤー]の方が
上だけど、特にそこに反しない限りは
命令に従ってくれているわけだし、
私にとってはとてもやりやすい相手よ?
カグヤ:
元々、人に仕えることを目的として
作られましたので、より優先する使命に
抵触するものでなければ。
それに、ワルキューレさんの指揮は
簡潔で明瞭なので、理解しやすいです。
カグヤ:
時に複雑な思考や推測を必要とする
マスターとの旅は、私に
成長の機会を与えてくれます。
それとは別のベクトルで、わかりやすい
指示方法があるという話ですね。
シナモン:
(よしよす、話題がずれたから
これでしばらく安心かな……)
シナモン:
(でも、この二人のコンビは
なんだか……とても怖い)
サイクロプス:
いらっしゃーい♪
[プレイヤー]と、
カグヤがきたよ!
カグヤ:
ええ、お邪魔いたしますね。
二人とも、お元気そうで何よりです。
ヤタガラス:
ほう、硬質の翼をもつもう一人の
導き手か、よくぞ来た。
この漆黒の翼に、この世界での導きを
求めに来たか?
[プレイヤー]がいる以上、
その不安は少ないだろうが……。
教えがいはありそうだな。
カグヤ:
後学のためにお聞きしたいのですが、
ヤタガラスさんの指導方法というのは
どのような物でしょうか?
ヤタガラス:
ああ、鍛錬には気と魄、気魄とも
呼ばれるエネルギーを鍛える事が必須。
だが、この世界では肉体もあるために
そちらも鍛えねば気魄も育たん。
故に……。
カグヤ:
ふむふむ……私の故郷にも存在した、
武道と呼ばれる考え方に近い、かとも
思いますが、少々非合理的な部分も
あるように思えます。
カグヤ:
とはいえ、この世界でそれが意味を
成さないという証拠もありませんし、
実際にサイクロプスさんは健やかに
鍛錬を積んでいるようです。
つまり、私が理解できないだけで、
非合理的に見える中にも何らかの意味が
ある……のでしょうね。
サイクロプス:
わ、わ。カグヤって
難しいこと考えてるんだね……。
ところで、そっちでの修行って、
どういうことをしてたの?
ヤタガラス:
うむ、それは俺も気になるな。
カグヤの世界で有用な
鍛錬の方法がこちらでは無価値とは
思えんし、俺の知らぬ優れた手段が
あるかもしれんわけだからな。
カグヤ:
私のデータベースにあるトレーニング
手法というのは、主に肉体を鍛える事を
主軸にしていますが……負荷と休息を
交互に行うことによって……。
ヤタガラス:
ふむ……確かに、俺の知るそれとは随分
違っているが……サイクロプス、しばし
その方法で鍛錬をしてみろ。
多くの優れた師を知る者は、より良く
成長するのだからな。
サイクロプス:
師匠を追い越してこそ本当の弟子、
だよね、やってみるよ、師匠!
カグヤ、よろしくね!
ヤタガラス:
お前は、こういった他の世界の技も
意図せずに取り込んでいくのだな。
お前は強くなる。そして強くなれ、
[プレイヤー]。
俺たち神魔は、かりそめの客に過ぎん。
この世界を動かすのは、お前達なのだ。
カグヤ:
お邪魔します、先日は失礼を……。
リヴァイアサン:
ああ、うん。
あれは、私の指示があいまいだったから
仕方ない事ではあった……。
クリムゾンバウ:
なんだそりゃ?
[プレイヤー]、知ってるか?
カグヤ:
実は先日、マスターが不在の折に
リヴァイアサンさんからご相談を
受けまして……。
リヴァイアサン:
私のコレクションが、クリムゾンバウや
ホワイトファングの目を盗……もとい、
邪魔にならないようにうまい具合に
収納したい。そして万能メイドロボで
あるカグヤなら、
それを任せるのにふさわしい……と。
クリムゾンバウ:
はぁ。で、その挨拶か。
うん、予想はついた。
カグヤ:
収納と片付けを任せたい、と依頼され、
てっきり大掃除だと判断して……。
クリムゾンバウ:
……えっと、さ。
アタシにはあのガラクタども、ちっとも
減ったように見えなかったんだけど。
カグヤ:
その、収蔵量の4%ほどのアイテムが
燃えないゴミとして……。
リヴァイアサン:
全部隠してどこかにしまい込みたい、
という私の奥ゆかしい願いを全て
伝えきれていなかった事と、
私以外はあのコレクションの価値を
理解できる者がほぼいないという事が
原因だったね……。
クリムゾンバウ:
うん、あれは燃えないゴミと粗大ゴミと
良くわからない何か……だもんなぁ。
カグヤは悪くない。
リヴァイアサン:
その通り。だけど二度目の過ちは無い。
まずはリスト化を依頼して、その後に
目録の管理と収納を依頼すれば
万全になるはずだ!
クリムゾンバウ:
[プレイヤー]、程よい所で
こいつに突っ込みいれておけよ?
カグヤが
倉庫管理業者に転職させられても
知らないぞ、アタシは。
イシス:
いらっしゃーい♪
お疲れ様、ゆっくりしていくといいよ?
今、お茶のご用意するね。
カグヤ:
ええ、ありがとうございます。
あと、こちらはバフォメットさんから
預かっていた新作になります。
お二人に食べていただきたいと。
バルーン:
わ、わ、大変大変〜!
すごくいい匂いがしてくるの〜。
ウチ、ダイエット中なのに……
我慢できないかも〜。
カグヤ:
ダイエット中でしたか。
その場合だと……基礎代謝が比較的高い
ようですから、食べた分運動でカバーを
するか、食べる量をある程度抑えないと
いけませんね。
まずは繊維質……野菜を多めに。
イシス:
でも、美味しい物をおなか一杯食べたい
のは誰でも一緒だよね……。
いつかは我慢したり、ちゃんと運動を
していかないとダメだけど、今日は
我慢する? それとも……。
バルーンピッグー:
ううう、食べる〜。
カグヤ:
イシスさん、甘い事と優しい事は
必ずしも同じではありませんよ?
人は今の自分に不満を持つからこそ、
それを乗り越えて成長することもできる
のだと聞いたことがあります。
カグヤ:
バルーンピッグーさんも、今の自分に
危機感を覚えているからこその発言
なのですから、そこを肯定してしまうと
決意を無駄にしてしまいかねません。
……とはいえ、一緒においしい物を
食べたい、というのはわかりますけど。
イシス:
ううん、言ってくれてありがとう。
カグヤお姉ちゃんは
[プレイヤー]お兄ちゃんと
同じくらい優しくて厳しいんだね♪
バルーンピッグー:
イシスぅ〜。
今日は食べるから、今度ランニングに
付き合ってよぉ〜。
イシス:
うん、いいよ。
一緒に頑張ろうね♪
カグヤ:
その優しさは、とても良いものです♪
……ただ、ランニングはある程度の時間
ゆっくりとでも続けることが大事です。
休憩をはさんでもいいですから、すぐに
諦めることを許してはダメですよ?
バルーンピッグー:
カグヤさん、
お医者さんか先生みたい……
えっと、あの〜。
[プレイヤー]くんも、
一緒にランニング……どうかな〜?
イザナミ:
[PC名]様、
よくぞお越しくださいました。
カグヤ、ご苦労です。
御主には世話をかけますね。
カグヤ:
いえ、お構いなく。
[プレイヤー]さんのお世話を
するのは基本機能のようなものです。
イザナミさんもお元気なようで、
何よりです。
フォックストロットB3:
はてさて、イザナミ殿と
カグヤ殿は主従関係が
あるようにも見えますが……?
イザナミ:
なにもおかしくはありません。
カグヤは、聞けば
[プレイヤー]に
お仕えする身。
ならば、妾がそれを無下に扱う訳も
ないでしょう。
カグヤ:
伺ったところ、イザナミさんは
[プレイヤー]さんと契りを
交わした間柄とか。
カグヤ:
人間の関係性に関しては、文化ごとに
大きく差異があるため、どのような形式
なのかは特に確認してはいませんが、
相互に信頼関係が構築できているので
あるならば、私としては喜ばしい事と
判断しています。
フォックストロットB3:
成程……これはあれですね。
カグヤ殿は、
[プレイヤー]殿の従者的な
立場にいるようなので、結果的に
イザナミ殿の侍女のような立場だ、と。
イザナミ:
理解が早くて何よりです。
それに、機械の体を持つ者同士、
フォックストロットとも相性が
良いだろうと思ったのですよ。
フォックストロットB3:
それに関しては、その通りですね。
カグヤ殿は遠隔タイプ、
自分は近接タイプと差はあれど、
非常に近しいものを感じます。
カグヤ:
はい、それに関しては私も同意見です。
フォックストロットさんも私も
人に尽くすために生まれた身ですから、
仲良くしていただけると幸いです。
フォックストロットB3:
気のせいか、
[プレイヤー]殿の顔色が
なんとも複雑なような……。
まぁ、それはそれという事で。
自分は、そこには責任取れませんよ?
ケルベロス:
こんにちは!
お二人ともお元気なようで何よりです!
ポイズンジェル:
おつかれー。
[プレイヤー]くん、
あのさ、ちょうどいいから、
少しの間だけ
カグヤちゃん
貸してくれるー?
カグヤ:
ポイズンジェルさん、どうしました?
……多少、筋肉痛があるようですね。
簡単に施術いたしましょうか?
ポイズンジェル:(モーション:お休み)
あああ〜生き返るぅ〜。
ケルベロス:
ええっ!?
先日の仕事の疲労がまだ抜けていない?
あれから数日たっているのに……まさか
何か別の仕事を隠れてしていたとか?
ポイズンジェル:
元から体力が低いから。
回復もしないんだよ。
カグヤ:
ケルベロスさんが驚くのも無理は
ないかと思います。
体力量は、常人の60%程度かと。
逆に、ケルベロスさんは常人より
何割増しか元気ですので……。
けー:
(というか、この娘はほとんど自分で歩いて
おらんはずだが……)
ろー:
(病弱キャラにはみえないんだけどねぇ)
ケルベロス:
ううん、どうしたものでしょう。
どのくらいの割合で運動してもらえば
いいのやらいまいちつかめなくて。
カグヤ:
こればかりは私も。
ポイズンジェル:
あたしにいい考えがあるんだよね。
カグヤちゃんを
借りている時間、ケルベロスちゃんが
そっちで一緒に動き回れば、
ケルベロスちゃんが存分に
運動できるようになるし……。
ケルベロス:
成程!
……って、それでは結局、
ポイズンジェルさんの体力増進に
ならないじゃないですか!
バフォメット:
あら、二人ともいらっしゃい♪
いいところに来たわね、今日はなんと
スペルキャスターちゃんがパンを
焼いてるの♪
スペルキャスター:
えと……今日は、果物をいれた、
甘いパンつくるの。
食べて……いって、くれる?
カグヤ:
よろしいのですか?
では、喜んでご相伴にあずかります。
マスターも一緒に食べてくださいね?
バフォメット:
そう、そうよ。
欲を言えばもうちょっと甘えるように
言ってもいいかなって思うんだけど、
カグヤ、上出来よ♪
カグヤ:
ええと……本来であれば、一緒に
食事をとることの許可を取ってから
お誘いするべきなのですが。
バフォメットさんが、こうした方が
よりかわいらしくていいからと。
バフォメット:
[プレイヤー]も、
パートナーがもっと親しく
してくれた方が嬉しいんじゃ
ないかなって思ったのよ。
余計なお世話だったかしら……と、
今度はうちの可愛い子の出番ね。
いい匂いがしてきたわ♪
スペルキャスター:
バフォメット、うまく、出来たよ……!
こんどは、くだものがこげたりは
しなかった……!
バフォメット:
あら、いい色合いじゃない♪
上出来ね、スペルキャスター。
まずは誰に食べてもらいたい?
スペルキャスター:
……え!?
キャスターが、えらぶ……の?
ええと、ええと……じゃ、じゃあ、
今日は[プレイヤー]……
から。
みんなも、たべてね……?
カグヤ:
……はい、とても……美味しい、です。
不思議ですね、私にはもともと、食事を
するという機能は無かったのに……。
本当に、人になったみたいで。
スペルキャスター:
キャスターも、フシギ……。
でも、この姿になれて、バフォメットや
みんなにあえたから……。
いまは、楽しい。
バフォメット:
楽しい……うん、素敵な事よね。
貴方はどう?
楽しんでくれているなら……私も
嬉しいのだけれど。
カグヤ(パートナー):
お疲れ様です、定期報告ですが、
マスターの体調は安定して
好調を保っています。
引き続き管理を行っていきます。
カグヤ:
了解です、何よりです。
こちらも大きな変動などはありません。
次元断層の変化も、目に見えて
増加などはしていません。
モックー:
カグヤの
言ってることは大体
理解出来るんだけど、
こっちのカグヤの言ってることが
突然難解になってない?
何、それ面白い事?
カグヤ(パートナー):
いえ、大きな事件もなくて平和で
良い事ですね、と言っているんです。
カグヤ:
こちらの世界は比較的平和ですから、
こんな日が少しでも続けばいいなと……。
いえ、続けられるようにしていく
必要があるんです。
それは、私たちだけでどうにかできる
物ではありませんけれど。
モックー:
比較的……ね。
悪いことがないわけじゃないんだけど、
それもオッケー……かな?
カグヤ(パートナー):
未然に防げれば良いのでしょうけれど、
全てを防ぐのは難しいですね。
でも、マスター達のような
冒険者さんは、そういう事が
起きないように働いていますよね。
カグヤ:
オリヴィアさんも言っていました。
トンカには過去、悪い人たちがいて
マリオネットに悪い事をさせていたと。
モックー:
ほらやっぱり、人間ダメじゃん。
カグヤ:
でも、それを暴き、捕まえて裁きに
かけたのも同じ人間なんです。
それについてはどう思われますか?
カグヤ(パートナー):
過去はなくせませんし、今の気持ちを
なくせなんて言うことはできません。
でも、時間をかけてでいいから、
人間にはいい人もいるのだという事も
わかってほしい……と、そう思います。
モックー:
もー、二人とも真面目ロボなんだから。
わかってる、わかってるけど、
すぐには受け入れられないよ。
カグヤ:
お疲れ様です、二人とも。
あれ以降、変わりありませんか?
リリム:
うん、ありがと。大丈夫だよ♪
それにしてもさ、前から気になって
いたんだけど、機械の身体ってどう?
便利なの?
ワイルドドラゴ:
私としては、傭兵団にメイドがいる事に
改めて疑問を持つこともあったが、
今更どんな相手がいても驚かないと
思えてきたかも、しれない……。
カグヤ:
メイドというのは正確ではないですが、
人にお仕えする者という意味では近い、
とも言えますね。
カグヤ:
機械の身体……なのですが、この世界に
やってきた時に体の組成もある程度変化が
あったため、全てが機械とは言いにくい
状態かと思います。
リリム:
次元断層を発見する力って、
どこで身につけたの?
カグヤ:
この頭部にあるレーダーが電磁波の……
詳しい説明は省きますが、
正確には、次元断層が作り出される
ときか、それを作り出す装置の
どちらかが作動すると、私に
感知できる……波のような物が
出るんです。これは、半ば偶然ですね。
リリム:
カグヤ面白いなあ。
うちにも一人欲しいかも、
[プレイヤー]もセットで
ここに居ついちゃおうよ?
ワイルドドラゴ:
リリム殿、結果的に言うと私たちが
[プレイヤー]様たちの所に
居ついたという方が正しいぞ……?
リリム:
あ。まぁ、それは心意気とかその辺?
ほら、このかんぱにーってあのキモい
生き物の持ち物らしいし!
同列、同列よね?
カグヤ:
確かに、ノーデンスさんは
私達の知識には存在しない
この世界の原住生命かと
思われますが……人間たちもまた、
この世界の住人なのですからそこを
気にすることもないのかと。
……でも、他に似た個体を見ませんね。
ワイルドドラゴ:
……世界は広いが、あれと同じ
姿かたちを探すのは結構難しいと
思うのだが……。
ワイルドドラゴ:
(あの頭、被り物ではないのか……?
何か質感が違うような)
カグヤ:
お疲れ様です、こちらは現時点では
諸状況に異常なし。
平和な状況だと判断できます。
麒麟:
おお、二人ともお疲れ様やで。
カグヤはロボとか
ゆっとったけど、何ぞ色々と
知っとるみたいやねぇ。
[プレイヤー]は、
その別世界の話はどれくらい
聞いとるん?
ゴーチン:
滅びた世界から来た……か。
カグヤさんのおかげで
いろいろわかった事もあるんだよな、
騎士団側にその情報が渡ったのは
正直大きい。感謝してるよ。
ゴーチン:
それに……それだけ辛いことが
あっても前向きになれるってのは、
ロックな生き様だと思うぜ。
カグヤ:
ロック、ですか?
それは私が知る限り、音楽の一つの
ジャンルだと思われますが。
麒麟:
そこで問題や、ゴーチン。
[PC名]も
混じってええで?
カグヤの知っとる
ロックっちゅー音楽は、具体的に
どんな感じの音楽やろか?
なお、正解は本人に教えてもらおか。
ゴーチン:
麒麟さんも知らないんじゃないか!
それで良くクイズにできるよな、それ。
うーむ、どういう音楽なんだろう。
軍楽っぽいのかな。テンポは速そうだ。
[PC名]はどう思う?
カグヤ:
(この世界のバードの方のスキルに
ロックンロールというものがあると
うかがっていたのですが、それとは
もしかしたら違うもの?)
カグヤ:
お疲れ様です、皆さま。
何かお手伝いすることはありますか?
バハムート:
ちょうど良い。
[プレイヤー]、貴様の相棒を
しばし借りるぞ。
ちと調べて欲しいことがあってな……。
コッコー:
カグヤさん、わたしにも
お手伝いさせてください♪
カグヤ:
えっ?
コッコーさん、これは私が好きで
やっているお手伝いですので、
気になさらなくても結構ですが……。
コッコー:
違います! わたしもお手伝いを
するのが好きなんです!
カグヤさんはあまり
お悩みとかもなさそうですので、
せめてお手伝いだけでもしたいなって。
バハムート:
良いではないか、二人で手分けすれば
早く終わるかもしれん。
カグヤ、コッコーと
共に調べ物をしてくれんか。
カグヤ:
そういう事であれば……。
バハムート:
ふむ、中々に難しいことではあるが、
帝王というものはこういう事も必要だ。
茶番ではないのだぞ?
ふふふ、久々に貴様に何か
教えられた気がするぞ。